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OZUPLC:電力線通信を用いたスマート小規模BEMS

 いままで考えていた停電というのは、せいぜい数分、長くても1時間程度でした。
しかし、徐々に気象や地殻の変動が大きくなりつつある現代では、大災害が起きて、停電が長いときは1週間以上続くこともありえます。
  東北で2011年3月11日に起こった地震では、すべての発電所が停止をし、東北の多くの地域で照明の無い生活を送った人たちがいます。
OZUPLC(電力線通信)を用いたEMSは、空調機器の自動エネルギー制御、蓄電池の遠隔制御さらにLEDの調光制御を行います。
 停電になったら、OZUPLCの親機(STB)は自動的に特定負荷に切替、蓄電池から放電を開始し、全部の照明の明るさを暗くして電力を削減します。 これにより、停電が長く続いても照明を確保できます。
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     OZUPLCのシステム構成は以下のようになります。
○PLC-PWMを照明装置に取り付け、PLC-RELAYを空調室外機に取り付ける。
○適切な場所に、PLC信号ブリッジを取り付け。
○空調室外機のデマンド制御端子を制御し、電力計測、温度計測等により最大の
  省エネ効果を。
○LTE内臓の親機、PLC gateway それに蓄電池。
○クラウドに接続。
○PCのブラウザですべて確認、パラメータの変更。
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OZUPLCは、照明、空調、蓄電池の制御に最も適している低速電力線通信システム

    私たちは、30年余りに渡って、研究され続けてきた電力線通信技術を、LED照明の制御、空調室外機の制御、蓄電池の制御に利用しました。
    電力線通信は、ノイズが大きい電源ラインや、トランスのバンクが異なる電源ラインでは通信ができないです。それを改善するために、通信できない2つの点を電力線通信ができるようにする信号ブリッジを開発し、電力線通信の不感帯をなくしました。
    電力デマンド計測、デマンド注意、限界の信号を発呼、電力線通信により自動的に、蓄電池から放電、さらに空調室外機のパワーをおとし、LEDを暗くします。これにより、30分デマンドを自動抑制できます。
    電力線通信のデータをより遠くに転送するために、データホッピング技術を用いています。この方法については、日本、アメリカで特許を取得しています。
    

クラウド監視制御画面を用意しています。

    毎日の30分ごとの電力量、月ごとの電力量、年ごとの電力量。
            
    1日、1ケ月、1年前のデータとの比較、システム導入前との比較。
    デマンド注意、限界の設定。
    空調室外機のグループ制御を画面で見る。
    蓄電池と太陽光発電の状態を数値で常時監視。
    
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